アルテビノ OVP05(フランス製・74本収納・UVカットガラス扉)

公式の製品写真

| メーカー | アルテビノ |
|---|---|
| 型番 | OVP05 |
| 容量 | 74本 |
| 冷却方式 | コンプレッサー式 |
| 温度帯数 | 1 |
| 温度範囲 | 9〜15℃ |
| ヒーター(冬対応) | あり |
| UVカット | あり |
| 外形寸法 | 幅680×奥行690×高さ960 mm |
| 重量 | 65 kg |
| 消費電力 | 75 W |
| 静音性 | —(公表値なし) |
| 棚数 | 5 |
| 扉タイプ | UVカットガラス扉(ブナ材ユニバーサル棚) |
| 登録時の参考価格 | —(各ECで確認) |
| 発売年 | —(公表値なし) |
アルテビノ(ArteVino)は、フランス北部フーミー工場で作られる大型ワインセラーを中心としたブランドで、日本には株式会社ジーマックス(Z-MAX)が2007年から総輸入元として販売しています。同社公式サイトの仕様表では、扉・サイズ違いで OP・OVP・OM・OVM・OG・OVG の6型が案内されており、本記事ではこのうちガラス扉を備えた小型サイズにあたる「OVP」(本記事では棚枚数から導かれる型番表記「OVP05」として掲載)を取り上げます。
棚の枚数で収納本数が変わる
OVP05は最大収納本数74本(標準棚5枚使用時)のワインセラーです。同じ本体でも棚を2枚に減らせば最大98本まで収納できますが、棚数が少ない分ボトル同士を積み重ねて詰め込む形になり、出し入れのしやすさは下がります。
棚を5枚まで増やすと本数は74本に減る代わりに、ボトルを重ねずに整理しやすくなる、という一般的なトレードオフがあります。外形寸法は幅680×奥行690×高さ960mm、本体質量は棚5枚使用時で約65kgです。
温度帯・消費電力と装備
冷却方式はコンプレッサー方式で、温度設定は単温度(1温度帯)の9℃〜15℃。フルラインナップ共通仕様として、ヒーター機能・自動霜取り機能・デジタル温度表示・温度アラーム・鍵が備わっています。電源はAC100V・50/60Hzで、電動機の定格消費電力は50Hz地域で65W、60Hz地域で75W(このほかヒーター用に45Wの電熱装置を別途搭載)。
扉はUVカットガラスを採用しており、紫外線によるワインの劣化を防ぐ設計です。棚は重量105kgに耐えるブナ材の「ユニバーサル棚」で、ボルドー・ブルゴーニュ・アルザス・シャンパーニュなど瓶形状の異なるボトルにも高さ調整だけで対応できます。
断熱材はウレタンフォーム(発泡ガスR1233zd)、冷媒はノンフロンのR600a(イソブタン)を採用しており、環境性能にも配慮した設計です。価格は輸入元公式サイトに記載が無いため、実売価格はリンク先の商品ページでご確認ください。
収納本数31〜80本クラスの登録機種と比較
本データベースには、OVP05と近い収納本数帯(31〜80本)の機種がほかに2件登録されています。UVカットの有無や温度帯の仕様、ヒーターの搭載状況を横並びで比較すると、OVP05の立ち位置が見えてきます。
| 項目 | OVP05(アルテビノ) | SB51(さくら製作所) | JQ-F192A(ハイアール) |
|---|---|---|---|
| 収納本数 | 74本 | 51本 | 79本 |
| 冷却方式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 |
| 温度帯数 | 1温度帯 | 2温度帯 | 2温度帯 |
| 温度範囲 | 9〜15℃ | 0〜20℃ | 5〜20℃ |
| ヒーター | あり(全型共通搭載) | あり | なし(扉の結露防止用のみ) |
| UVカット | あり(ガラス扉) | あり | あり |
| 幅×奥行×高さ | 680×690×960mm | 475×527×1260mm | 497×602×1270mm |
| 本体重量 | 約65kg | 60kg | 55.0kg |
3機種はいずれもUVカット仕様ですが、温度帯数には違いがあります。SB51・JQ-F192Aが赤白を分けて管理できる2温度帯なのに対し、OVP05は単温度帯(9〜15℃)です。フランス系ワインセラーに多い、熟成に適した比較的狭い温度レンジを1台でまとめて管理する設計といえます。
設置面ではOVP05は幅・奥行きが大きめな一方、高さは960mmと他の2機種(1260mm前後)より低い構成です。ただし本体だけで約65kgあるため、床の強度、搬入経路、メーカー指定の放熱スペースを確認してください。
冷却方式はいずれもコンプレッサー式で、方式ごとの一般的な特徴は「コンプレッサー式 vs ペルチェ式」で解説しています。UVカット機能が必要かどうかの判断軸は「ワインセラーのUVカット機能は必要か」、収納本数の選び方は「手持ちのワイン本数からワインセラー容量を選ぶ」もあわせてご覧ください。
熟成向けの安定した温度帯を求めつつ、高さを抑えて設置したい場合や、フランス製の作り込みを重視する場合に、OVP05は検討候補になるモデルです。他の登録機種とのスペック比較は製品データベース一覧からも確認できます。
冷却方式の仕組み
熱の移し方を簡略化した図です。冷却性能、運転音、消費電力、寿命は方式名だけでは決まりません。候補機種の公式仕様と設置環境を確認してください。
床の耐荷重とセラーの重さ
これは本体約100kg、ボトル100本を1本約1.5kgと仮定した計算例です。床の許容荷重は建物の構造や設置位置、荷重のかかり方で変わります。設置前に製品の満載時重量を見積もり、建物の設計者や管理者に確認してください。
この機種が向いている人
- コンプレッサー式の冷却方式を選びたい人
- 庫内加温機能を重視する人(使用環境温度を確認)
- ガラス扉のUVカット仕様を重視する人