有機ワインの選び方|「有機JASマーク」表示のルール


有機JASマークの有機ワインを探す
有機JASマークが付いたワインをスーパーやワインショップで見かけたことはないでしょうか。「有機」「オーガニック」という言葉には、実は法律で定められた表示のルールがあります。この記事では、農林水産省公式サイトの解説をもとに、有機ワインを含む「有機酒類」の表示制度を事実ベースで整理します。ラベルに書かれている他の情報の読み方については「ワインラベルの読み方」もあわせてご覧ください。
有機JASマークとは
農林水産省公式サイトによると、有機JASマークは太陽と雲と植物をイメージしたマークで、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産された食品であることを表しています。対象となるのは農産物・加工食品・飼料・畜産物・藻類で、有機食品がJASの規格に適合した生産を行っているかを登録認証機関が検査し、認証された事業者だけがこのマークを貼ることができるとされています。
マークが無ければ「有機」「オーガニック」と表示できない
同サイトは、「有機JASマーク」が付いていない農産物・畜産物・加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付けることは法律で禁止されていると明記しています。つまり「有機」という言葉自体が任意に名乗れるキャッチコピーではなく、認証を受けた事業者にのみ使用が認められた表示だということです。
ワイン(酒類)が対象になったのは2022年10月から
有機JASは、もともとすべての酒類を対象にしていたわけではありません。農林水産省公式サイトによると、令和4年(2022年)5月25日にJAS規格の制定対象へ有機酒類を追加する内容を含むJAS法改正が行われ、同年10月1日に施行されました。同サイトのお知らせでも「2022年10月1日から有機酒類に有機JASマークの表示ができるようになりました」と案内されており、ワインを含む有機酒類が有機JASマークの対象になったのは比較的新しい制度だということが分かります。
有機JASの認証を受けるまでの流れ
農林水産省公式サイトによると、有機JASの認証を取得するには、農林水産省の登録を受けた「登録認証機関」に申請を行い、審査を受ける必要があります。登録認証機関は複数あり、料金やサービス、認証できる範囲(農産物・加工食品・畜産物・飼料・藻類などの別)が機関によって異なるとされています。輸出時に有機同等性の仕組みを利用する場合は、輸出証明書の発行に対応する登録認証機関から認証を受ける必要があるとも説明されています。
よくある質問
Q. 「有機」「オーガニック」と表示されているワインは、すべて有機JASマークが付いていますか? A. 農林水産省公式サイトによると、「有機JASマーク」が付いていない農産物・畜産物・加工食品に「有機」「オーガニック」などの表示や、これと紛らわしい表示を付けることは法律で禁止されています。表示のルール上は、マークと表示がセットになっているのが前提です。
Q. ワインに有機JASマークが表示できるようになったのはいつからですか? A. 農林水産省公式サイトによると、令和4年(2022年)10月1日施行のJAS法改正で有機酒類が有機JASの対象に加わり、同日から有機酒類への有機JASマークの表示が可能になりました。
Q. 有機JASの認証は誰が行っていますか? A. 農林水産省の登録を受けた「登録認証機関」が、有機食品のJAS規格への適合を検査し、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
なお、この記事で扱っているのは酒類の表示制度に関する情報であり、20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
具体的なワインを探すには
有機JASマークの意味と表示のルールを踏まえたうえで、実際に商品を探す場合は、下記のリンクから楽天市場・Amazonでの検索結果を確認できます。贈り物として選ぶ場合は「贈り物ワインのおすすめ」もあわせてご覧ください。
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