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有機ワインの選び方|「有機JASマーク」表示のルール

Table set with wine glasses
写真: 「Table set with wine glasses」by L.C.Nøttaasen / CC BY 2.0

最終更新: 2026年8月24日

有機JASマークが付いたワインをスーパーやワインショップで見かけたことはないでしょうか。「有機」「オーガニック」という言葉には、実は法律で定められた表示のルールがあります。この記事では、農林水産省公式サイトの解説をもとに、有機ワインを含む「有機酒類」の表示制度を事実ベースで整理します。ラベルに書かれている他の情報の読み方については「ワインラベルの読み方」もあわせてご覧ください。

有機JASマークとは

農林水産省公式サイトによると、有機JASマークは太陽と雲と植物をイメージしたマークで、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産された食品であることを表しています。対象となるのは農産物・加工食品・飼料・畜産物・藻類で、有機食品がJASの規格に適合した生産を行っているかを登録認証機関が検査し、認証された事業者だけがこのマークを貼ることができるとされています。

2025年10月から新たに出荷する有機酒類はマークが必要

国税庁によると、2025年10月1日以降に製造場から移出、または保税地域から引き取る酒類に「有機」等と表示するには、有機JAS認証を受け、マークを付ける必要があります。ただし、2025年9月30日までに移出・引き取られた酒類には旧基準による表示の経過措置があり、店頭に有機JASマークのない旧在庫が残る可能性があります。マークの有無だけで過去に製造・流通した商品の適法性を断定できません。

ワイン(酒類)が対象になったのは2022年10月から

農林水産省によると、2022年10月1日から有機酒類に有機JASマークを付けられるようになりました。その後3年間は旧国税庁基準での表示も認める経過措置があり、2025年10月1日から新たに移出・引き取る酒類に有機JAS制度による表示が必要になりました。「対象への追加」と「表示義務の本格適用」は別の日付です。

有機JASの認証を受けるまでの流れ

農林水産省公式サイトによると、有機JASの認証を取得するには、農林水産省の登録を受けた「登録認証機関」に申請を行い、審査を受ける必要があります。登録認証機関は複数あり、料金やサービス、認証できる範囲(農産物・加工食品・畜産物・飼料・藻類などの別)が機関によって異なるとされています。輸出時に有機同等性の仕組みを利用する場合は、輸出証明書の発行に対応する登録認証機関から認証を受ける必要があるとも説明されています。

よくある質問

Q. 「有機」「オーガニック」と表示されているワインは、すべて有機JASマークが付いていますか? A. 2025年10月1日以降に製造場から移出、または保税地域から引き取る酒類には、有機JAS認証とマークが必要です。一方、経過措置期間に旧基準で表示された在庫もあり得るため、店頭のすべてのボトルにマークがあるとは断定できません。

Q. ワインに有機JASマークが表示できるようになったのはいつからですか? A. 2022年10月1日から表示が可能になりました。旧基準による経過措置が終わり、2025年10月1日から新たに移出・引き取る酒類では有機JAS制度に基づく表示が必要です。

Q. 有機JASの認証は誰が行っていますか? A. 農林水産省の登録を受けた「登録認証機関」が、有機食品のJAS規格への適合を検査し、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。

なお、この記事で扱っているのは酒類の表示制度に関する情報であり、20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。

具体的なワインを探すには

有機JASマークの意味と表示のルールを踏まえたうえで、実際に商品を探す場合は、記事で紹介する商品のリンクから、現在の販売条件を確認できます。贈り物として選ぶ場合は「贈り物ワインのおすすめ」もあわせてご覧ください。

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