手持ちのワイン本数からワインセラー容量を選ぶ|失敗しない容量の目安

| 項目 | さくら製作所 FROSTY BSJ15-BK(最大15本収納・セカンド冷蔵庫兼用) | デバイスタイル ワインセラー CF-P18W(18本収納) | ワインセラー 18本 50L ペルチェ式 タッチパネル IWC-P182A-B | 山善 ワインクーラー YFWC-60L(24本収納) | ZERO CLASS Smart SB51 | ハイアール ワインセラー JQ-F192A(79本収納・2室2温) | さくら製作所 氷温M2 LX63DM2Z(63本収納・上下2温度) | さくら製作所 氷温M2 LX95DM2Z(95本収納・上下2温度) | CASUAL+ カジュアルプラス FJC-310GS(BK) | ルフィエール ワインセラー PRO127(127本収納) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 容量 | 15本 | 18本 | 18本 | 24本 | 51本 | 79本 | 63本 | 95本 | 111本 | 127本 |
| 冷却方式 | コンプレッサー式 | ペルチェ式 | ペルチェ式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 |
| 温度帯数 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
| 温度範囲 | -5〜20℃ | 4〜22℃ | 8〜18℃ | 5〜20℃ | 0〜20℃ | 5〜20℃ | -2〜22℃ | -2〜22℃ | 5〜20℃ | 5〜20℃ |
| ヒーター(冬対応) | あり | なし | なし | なし | あり | なし | あり | あり | あり | あり |
| UVカット | あり | —(公表情報なし) | —(公表情報なし) | —(公表情報なし) | あり | あり | あり | あり | あり | —(公表情報なし) |
| 外形寸法 | 幅360×奥行422×高さ886 mm | 幅280×奥行540×高さ1040 mm | 幅345×奥行508×高さ645 mm | 幅343×奥行475×高さ892 mm | 幅475×奥行527×高さ1260 mm | 幅497×奥行602×高さ1270 mm | 幅500×奥行540×高さ1558 mm | 幅600×奥行600×高さ1734 mm | 幅595×奥行635×高さ1655 mm | 幅595×奥行665×高さ1430 mm |
| 重量 | 25 kg | 21.5 kg | 14.5 kg | 28.5 kg | 60 kg | 55 kg | 73 kg | 102 kg | 99 kg | 82 kg |
| 消費電力 | 45 W | 100 W | 130 W | —(公表値なし) | 119 W | —(公表値なし) | 119 W | 198 W | —(公表値なし) | 130 W |
| 静音性 | 26dB | —(公表値なし) | —(公表値なし) | —(公表値なし) | —(公表値なし) | 25dB | —(公表値なし) | —(公表値なし) | —(公表値なし) | —(公表値なし) |
| 登録時の参考価格 | ¥67,870 | ¥59,800 | ¥20,136〜¥31,240 | ¥46,800 | ¥145,750 | — | ¥225,720 | ¥344,300 | ¥304,999〜¥311,920 | ¥480,000 |
| 購入 |
容量は、今持っている本数だけで決めると買い足したときに足りなくなります。この記事では、今後の増減を含めた必要本数の計算、カタログ本数と実際の収納本数の違い、登録機種の本数帯を整理します。
現在の本数に将来の純増分を足す
まず、現在の保管本数に、次に容量を見直すまでの**年間純増本数(購入・受け取り本数から飲む本数を引いた値)**を足します。例えば今12本あり、年に6本ずつ増え、3年後に見直すなら、12+6×3=30本が計算上の必要容量です。これは選び方の計算例で、すべての家庭に当てはまる推奨本数ではありません。
具体的には、次のような要素を考慮して増加分を見積もるとよいとされています。
- 現在のペースで年間何本くらい増えているか(飲むより買うほうが早いか)
- ギフトでもらう本数や、旅行先・現地訪問で買い付ける本数
- 「まだ飲まずに熟成させたい」本を除いた、実質的な回転在庫としての本数
- セラーとは別に、箱買い・ケース買いをする習慣があるか
本数が減る家庭なら、今の在庫に一律の倍率を掛ける必要はありません。逆に、熟成用に飲まずに残すボトルが増えるなら、その分を上乗せしてください。太いボトルを多く持つ場合は、次の節の収納条件も確認します。
カタログの収納本数と、実際に収まる本数のギャップ

カタログ値はボトル形状をそろえた前提の数字。実際は形の違うボトルが混ざるぶん、収まる本数は下振れしやすい。 写真: “wine pegboard” by saragoldsmith / BY 2.0
容量選びでもう一つ見落とされがちなのが、カタログに記載された「収納本数」と、実際に無理なく収まる本数には差が生じうるという点です。
多くのワインセラーの収納本数は、いかり肩でスリムなボルドー型ボトル(750ml)を基準に算出されているのが一般的です。ところが、実際に流通しているワインボトルの形状は産地・品種によって大きく異なります。ブルゴーニュ型のなで肩で胴回りの太いボトルや、内圧に耐えるため肉厚で重いスパークリングワイン(シャンパーニュ型)のボトルを同じ棚に収めようとすると、ボルドー型を基準にした本数どおりには収まらないことがあります。
太いボトルを棚の奥まで押し込もうとして引き出しが引っかかり、ラベルを傷つけてしまうケースや、ボトルがセラーの奥壁や扉に干渉して数ミリの隙間が生じたまま気づかずに扉を閉めてしまう(半ドア状態になる)ケースも指摘されています。この状態が続くと、庫外の湿った空気が流入して結露が発生しやすくなり、庫内環境の悪化につながる可能性もあるとされています。ブルゴーニュ型やシャンパーニュ型のボトルを多く持つ場合は、カタログの収納本数を上限として捉えず、棚のピッチ(間隔)が広めに設計されたモデルや、太いボトル向けの収納スペースを備えたモデルを優先的に検討することが勧められます。
また、大容量帯のモデルを検討する際は、本体重量にワインの重量(フルボトル1本あたりおよそ1.3〜1.5kg程度とされる)が加わった総重量が、設置場所の床の耐荷重を超えないかという点も、容量選びとあわせて確認しておきたいポイントです。
本数帯からみる登録機種の早見
ここでは、本データベースに登録されている実在機種を、本数帯ごとに整理しました。あくまで現時点の登録機種の中での目安であり、各機種の詳しいスペックはリンク先で確認してください。同じ容量帯の登録機種をまとめて横断比較したい場合は、13〜30本・31〜80本・81本以上のまとめページも用意しています。
〜20本前後(普段飲み・単身/2人暮らし向け)
普段飲むワインを適温で管理したい、まずは小さく始めたいという場合の本数帯です。デバイスタイル CF-P18W(18本収納・ペルチェ式)、アイリスオーヤマ IWC-P182A-B(18本収納・ペルチェ式)が該当します。いずれも軽量・コンパクトで設置場所を選びにくい一方、ヒーター機能を備えていないため、冬場に室温が大きく下がる部屋への設置には注意が必要です。缶飲料とワインを兼用するなら、コンプレッサー式で最大15本を収納できるさくら製作所 BSJ15-BKも候補になります。ただし15本は別売り棚を追加した場合の最大値で、標準構成では12本程度を目安にしてください。
20〜60本程度(継続的にストックする一般的な家庭用)
日常的にワインを買い足しながら、ある程度の本数をストックしたい場合の本数帯です。山善 YFWC-60L(24本収納・コンプレッサー式)、さくら製作所 SB51(51本収納・コンプレッサー式・上下2温度帯)が該当します。SB51は上下で温度帯を分けられるため、赤・白を別々の適温で管理したい場合にも向いています。
60〜100本程度(2温度帯で本格的に管理したい)
赤・白・スパークリングなど複数のタイプをまとめて本格的に管理したい場合の本数帯です。ハイアール JQ-F192A(79本収納・コンプレッサー式・2室2温度帯)に加え、さくら製作所 LX63DM2Z(63本・上下2温度帯)とさくら製作所 LX95DM2Z(95本・上下2温度帯)が該当します。後者の2機種は上室を-2℃まで設定できるため、日本酒も低温で保管したい場合に比較しやすい組み合わせです。設置寸法と放熱スペースは各型番ページで確認してください。
100本以上(大容量・長期コレクション向け)
長期熟成を見込んだコレクションや、大容量での一括管理を検討する本数帯です。フォルスタージャパン FJC-310GS(標準111本収納・コンプレッサー式)、ルフィエール PRO127(127本収納・コンプレッサー式)が該当します。この本数帯になると本体重量も大きくなるため、設置場所の床の耐荷重や、放熱スペースの確保もあわせて確認しておくと安心です。100本以上の容量帯については「100本以上収納できる大容量ワインセラー比較」でも詳しく比較しています。
まとめ
容量選びは「現在の本数×今後の増加見込み」で一回り大きめを選ぶのが基本ですが、ブルゴーニュ型やシャンパーニュ型など太いボトルを多く持つ場合は、カタログの収納本数どおりには収まらないことがある点にも注意が必要です。冷却方式や温度帯数など容量以外の選び方については「ワインセラーの選び方【図解】」を、全型番の一覧比較は「全型番比較表」もあわせて参考にしてください。
本数帯からみる容量の目安
現在の本数と今後の増加ペースを踏まえた本数帯の目安。〜20本は単身/2人暮らしの普段飲み、20〜60本は継続的にストックする一般家庭用、60〜100本は2温度帯での本格管理、100本以上は大容量・長期コレクション向けとされる(100本以上は上限を定めない目安)。









