さくら製作所 氷温M5 GX38(38本収納・上下2温度・-5〜25℃)

公式の製品写真

| メーカー | さくら製作所 |
|---|---|
| 型番 | GX38DM525-RH-B |
| 容量 | 38本 |
| 冷却方式 | コンプレッサー式 |
| 温度帯数 | 2 |
| 温度範囲 | -5〜25℃ |
| ヒーター(冬対応) | あり |
| UVカット | あり |
| 外形寸法 | 幅390×奥行532×高さ1175 mm |
| 重量 | 49 kg |
| 消費電力 | 119 W |
| 静音性 | 20.3dB |
| 棚数 | 10 |
| 扉タイプ | 3層ガラス扉(強化ガラス+アルゴンガス+強化ガラスLow-E+アルゴンガス+強化ガラスLow-E)、右開き |
| 登録時の参考価格 | ¥138,600 |
| 発売年 | —(公表値なし) |
さくら製作所の「氷温®M5 GX38DM525-RH-B」は、ワイン38本(一升瓶なら11本)を収納できる、上下2温度管理式のコンプレッサー式ワインセラーです。公式サイトの仕様表によると外形寸法は幅390mm×奥行532mm×高さ1175mm、質量49kgで、設置に必要な放熱スペースは左右各20mm・上部50mm・背面は不要とされています。
上室-5℃、下室0℃まで。2温度帯で氷温域をカバー
最大の特徴は、上室を-5〜25℃、下室を0〜25℃まで独立して設定できる2温度管理です。上室側は生酒や吟醸系の日本酒に適した氷温域まで下げられ、下室は赤・白・スパークリングなど幅ごとの飲み頃温度帯として使い分けられます。冷却方式は密閉型電動圧縮機(コンプレッサー)式で、外気温が高い時期でも設定温度を維持しやすいのが利点です。冷却方式ごとの一般的な特徴は「コンプレッサー式 vs ペルチェ式 — 公式スペックで見る違い」でも解説しています。設置時に必要な放熱スペースは本体重量とあわせて確認しておくと安心です。
編集部作成の仕様図解(実機写真ではありません)。さくら製作所の公式仕様をもとに整理しました。
静音性は具体的な数値を公表
本体質量は49kgで、定格消費電力は仕様表に50Hz地域で104W・60Hz地域で119Wと記載されています。運転音については「約20.3dB(A)」という具体的な測定値(設定温度上下12℃・無負荷・マイク距離1,000mmの条件下、JIS C 9607準拠の等価騒音)が明記されており、木の葉が触れ合う程度の静かさに分類されるとされています。
扉は強化ガラスとアルゴンガス層を重ねた3層ガラス構造でUVカットに対応し、ドアヒーターで扉の結露を抑えます。これとは別に、GX38を含む氷温M5のメーカー機能説明では、冷却と加温を組み合わせた温度管理を案内しています。棚は棚大7枚・棚小3枚の合計10枚構成です。メーカー掲載価格は138,600円(税込、2026年9月23日確認)で、購入時の価格は販売先で確認してください。
同容量帯・登録済みSB38との違い
GX38は、本データベースに既に登録されている同社の38本収納モデル「SB38」と収納本数・質量がほぼ同じで、温度帯設計の違いを比較しやすい2機種です。
| 項目 | GX38(氷温M5) | SB38(ZERO CLASS) |
|---|---|---|
| 収納本数 | 38本 | 38本(上室16本・下室22本) |
| 温度帯 | 上室-5〜25℃・下室0〜25℃ | 上室0〜20℃・下室5〜20℃ |
| 幅×奥行×高さ | 390×532×1175mm | 380×527×1160mm |
| 質量 | 49kg | 49kg |
| 消費電力(60Hz) | 119W | 119W |
| 運転音 | 約20.3dB(A) | 非公表(定性表現のみ) |
| メーカー掲載価格(税込、2026年9月23日確認) | 138,600円 | 104,170円 |
質量・消費電力は奇しくも同じ数値ですが、GX38は上室が-5℃まで下がる氷温域対応、運転音を具体的なdB値で公表している点が異なります。氷温域での貯蔵や静音性の実測値を重視するならGX38、価格を抑えたいなら登録済みのSB38という選び分けになります。同社の1温度帯モデル「GX22」と比べると、GX38は上下2室に分かれる分だけ収納本数と高さが大きくなっている点も参考にしてください。
手持ちの本数から容量の目安を整理したい場合は「手持ちのワイン本数からワインセラー容量を選ぶ」、UVカット機能の要否は「ワインセラーのUVカット機能は必要か」もあわせて参考にしてください。
日本酒の氷温貯蔵から赤ワインの飲み頃管理までを2温度帯で使い分けたい人、運転音の実測値を確認したうえで選びたい人には、GX38は有力な候補です。他の登録機種とのスペック比較は製品データベース一覧からも確認できます。
冷却方式の仕組み
熱の移し方を簡略化した図です。冷却性能、運転音、消費電力、寿命は方式名だけでは決まりません。候補機種の公式仕様と設置環境を確認してください。
床の耐荷重とセラーの重さ
これは本体約100kg、ボトル100本を1本約1.5kgと仮定した計算例です。床の許容荷重は建物の構造や設置位置、荷重のかかり方で変わります。設置前に製品の満載時重量を見積もり、建物の設計者や管理者に確認してください。
放熱スペースとショートサーキット
壁や家具に密着させると排熱の逃げ場がなくなり、セラーが自分の排熱を再び吸い込む「ショートサーキット」が起きる。側面・背面には通常数cm〜十数cmの放熱スペースが必要。
この機種が向いている人
- コンプレッサー式の冷却方式を選びたい人
- 庫内加温機能を重視する人(使用環境温度を確認)
- 赤・白・スパークリングを別温度で分けたい人
- ガラス扉のUVカット仕様を重視する人