ワイン保存グッズの選び方|開栓後に空気を減らす方法

開栓したワインは空気に触れて香りや味が変わります。変化の速さはワインの種類、ボトルに残った量、保存温度で異なり、器具で保存日数を一律に保証することはできません。まずは栓をして冷蔵し、早めに飲み切ることを基本に、器具の違いを見ていきます。「開栓後のワインの活用」も参考にしてください。
器具を選ぶ前に
残量が少ないほどボトル内の空間が増えます。再栓できるか、冷蔵庫に立てて置けるか、次にいつ飲むかを確認します。保存器具は空気との接触を減らすための道具で、開栓直後の状態へ戻すものではありません。
主な方法
| 方法 | 仕組み | 確認する点 |
|---|---|---|
| ストッパー | ボトルの口を閉じる | 口径と密閉性 |
| 真空ポンプ | ストッパーとポンプでボトル内の空気を吸い出す | 対応ボトル、洗浄方法、発泡性ワインの可否 |
| ガス注入 | 製品指定のガスをボトルの空間に注入する | ガスの種類、使い方、交換費用 |
| 小容量の容器 | 移し替えて液面上の空間を減らす | 衛生状態、密閉性、容器の容量 |
真空ポンプ式の「バキュバン」について、輸入元は専用ストッパーとポンプの使い方を案内しています。空気の除去率や味の維持日数は使用条件で変わるため、定量的な比較を確認できない数値はここでは示しません。発泡性ワインには専用ストッパーを使い、通常の真空ポンプの流用は避けます。
ガス注入式には窒素などを使う製品があります。「重いガスが液面に蓋をする」という説明だけで性能は判断できません。容器を動かすことや開け閉めする回数も条件に影響します。メーカーの対応容量と使用手順を確認してください。
活性炭を組み込んだ専用ストッパーも販売されています。ただし、ワインそのものも酸化するため、「香りだけが酸化する」という説明は正確ではありません。保存効果や香りが戻る時間を、比較試験なしに断定しません。
よくある質問
Q. 保存グッズを使えば長期間保存できますか? A. 保証できません。再栓と冷蔵を基本に、香りや味の変化を確かめながら早めに使い切ってください。
Q. 真空ポンプはどのボトルにも使えますか? A. 口径と形状が合うか製品の説明を確認します。スパークリングワインには通常の真空ポンプを使いません。
Q. 少量しか飲まない場合、何を選びますか? A. 小容量ボトルを買う方法もあります。開栓後の残量と飲む予定日を考えて器具の要否を決めます。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。ワインの保存温度は「ワインの保存温度・環境」も参照してください。
保存器具を探すには
紹介する製品ごとに、対応する栓・ボトルと取扱説明を確かめてください。