開栓後ワインの保存法と活用アイデア|赤・白ワイン別の使い道

開栓したワインを飲み切れず、冷蔵庫に入れたままにしてしまうことは珍しくありません。この記事では、特定の銘柄をおすすめしたり味を評価したりするのではなく、キリン(メルシャン)公式「ワインアカデミー」のコラムをもとに、開栓後のワインの保存目安と、赤ワイン・白ワインそれぞれの料理への活用の考え方を整理します。ワイン全体の保存温度・環境については「ワインの保存温度・環境完全ガイド」もあわせてご覧ください。
開栓後のワインはどのくらい保存できるか
同コラムによると、開栓後のワインはなるべく空気に触れさせないようにして、しっかり栓をして冷蔵庫に入れておけば、だいたい1週間はおいしく飲めるとされています。コルク栓のボトルに少しだけ残った場合は、口元まで入るような小さめのスクリューキャップ付きの空き瓶に移し替えると、液面が空気に触れる面積が減り、冷蔵庫内の省スペースにもなるといいます。
ワインは空気に長く触れると酸化が進み、フルーティーさが薄れて香りが抜け、酸味が強く感じられるように変化していくとされています。同コラムでは、酸化したからといって体に影響があるわけではないため神経質になる必要はないとしつつ、そっけない味わいになってきたら料理やカクテルへのアレンジで最後まで楽しむことを提案しています。
保存方法別の工夫—ストッパー・バッグインボックス
ワインの種類や容器によって、次のような保存の工夫が紹介されています。
- 通常のボトル: コルクならそのままねじ込み、スクリューキャップならしっかり締めて冷蔵庫へ。市販のボトル内の空気を抜く道具もあるが、家庭で楽しむ分にはそこまでしなくても大丈夫だとされています。
- スパークリングワイン: 一度抜いた「きのこ型」のコルク栓は再利用できないため、フックをボトルの口に押し付けて圧力をかける「スパークリングストッパー」が紹介されています。洗って繰り返し使え、ワイン売り場やワイングッズ通販で1,000円前後で購入できるといいます。
- バッグ・イン・ボックス: 箱の中の真空状態のビニール袋にワインが入っている容器で、注いだ分だけ袋がしぼんでいく仕組みのため空気に触れにくいとされています。メーカーによって差はあるものの、メルシャンの「フランジア」の場合は開封後約1か月保存できるといいます。
赤ワイン・白ワインを料理に活用する考え方
同コラムでは、余ったワインの活用法として料理に使うことが紹介されています。赤ワイン・白ワインそれぞれで、期待できるとされる効果が異なります。
| 種類 | 料理に加えると期待できるとされる効果 | 向いているとされる料理 |
|---|---|---|
| 赤ワイン | 甘み・苦み・コクなど濃厚で複雑な味わいを加える。肉の臭みをやわらげ、素材を柔らかくする効果も期待できる | ソース系など濃い色の料理、和食の隠し味(醤油との相性が良いとされる) |
| 白ワイン | 魚・豚肉・鶏肉の下ごしらえで臭みをやわらげ、素材を柔らかく仕上げる効果が期待できる。特有の酸味を生かせる | コンソメスープ・トマト系ソースなど、さっぱりみずみずしく仕上げたい料理 |
活用例として、赤ワインとデミグラスソースを合わせてハンバーグを煮込む「赤ワインソースの煮込みハンバーグ」や、ハンバーグの生地に赤ワインを加えて肉の臭みをやわらげる使い方が紹介されています。
余ったワインを飲み切るアレンジ
料理以外の活用法として、次のようなアレンジも紹介されています。
- サングリア: 余ったワインと同量のオレンジジュースを1:1で混ぜ合わせるだけで作れるとされています。好みでカットしたフルーツを加えるアレンジも紹介されています。
- スイーツへの活用: ワインはブドウから造られるお酒であることから、フルーツのコンポートやゼリー、デザートソースに加えても風味豊かに仕上がるとされています。赤ワインでいちごを煮詰めてコンポートにする例が紹介されています。
よくある質問
Q. 開栓後のワインは冷蔵庫でどのくらい保存できますか? A. キリン公式コラムでは、空気に触れさせないよう栓をしっかり締めて冷蔵庫に入れておけば、だいたい1週間はおいしく飲めるとされています。
Q. スパークリングワインは開栓後どう保存すればよいですか? A. 一度抜いたコルク栓は再利用できないため、「スパークリングストッパー」で圧力をかけて保存する方法が紹介されています。ワイン売り場やワイングッズ通販で1,000円前後で購入できるといいます。
Q. 余ったワインを手軽に飲み切る方法はありますか? A. 余ったワインと同量のオレンジジュースを1:1で混ぜるだけのサングリアが紹介されています。また、赤ワイン・白ワインをそれぞれ料理の下ごしらえやソースに活用する方法も紹介されています。
保存する際の注意点
ワインの酸化そのものは体に影響があるわけではないとされていますが、風味は変化していきます。保存の工夫をしても早めに飲み切る、または料理やアレンジで使い切ることが基本です。ワイン全体の保存温度・環境については「ワインの保存温度・環境完全ガイド」、料理とワインの合わせ方全般については「料理に合わせるワインの選び方」もご覧ください。
なお、お酒は20歳になってから楽しむものであり、20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。年齢が分からない相手と余ったワインを使った料理やサングリアを楽しむ場面では、この点にも配慮してください。
具体的な商品を探すには
保存の工夫や活用アイデアが決まったら、下記のリンクから楽天市場・Amazonでの検索結果を確認できます。ワイン全体の保存方法については「ワインの保存温度・環境完全ガイド」、料理とワインの合わせ方は「料理に合わせるワインの選び方」もあわせてご覧ください。