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料理に合わせるワインの選び方|肉・魚・チーズ・和食のペアリング原則

白ワインとチーズ、ぶどうを合わせたペアリングの一例

最終更新: 2026年7月18日

「このワインに何を合わせればいいか分からない」「今日の料理にはどんなワインが合うのか」という悩みは、ワイン選びの入り口でよくつまずくポイントです。この記事では、特定のワイン・料理の組み合わせを個別に評価するのではなく、一般に「ペアリング(マリアージュ)」の考え方として広く紹介されている原則と、料理カテゴリ別の合わせ方の目安を整理します。

ペアリングの3つの一般的な原則

料理とワインを合わせる際の考え方として、次の3つの原則がよく紹介されています。

1. 重さを合わせる

軽い口当たりの料理には軽めのワイン、脂やソースが濃厚な料理にはフルボディのワインを合わせると、どちらか一方の印象が強すぎず、バランスが取れやすいとされています。逆に、繊細な料理に非常に骨格の強いワインを合わせると、料理の風味がワインに負けてしまうことがあるとも説明されています。

2. 産地を合わせる(土地の原則)

同じ土地・気候で育まれた料理とワインは、味の背景となる要素(酸味・塩味・香りの系統など)が近くなりやすいため、自然と調和しやすいという考え方です。「イタリア料理にはイタリアワイン、和食には日本のワインや日本酒」のように、料理の産地とワインの産地を揃えるのは、ペアリングの基本的な発想の一つとして紹介されています。

3. 味の要素を補い合う・打ち消し合う

酸味の強い料理には酸味のあるワインを合わせると味がぼやけにくく、脂の多い料理には酸味の高いワインを合わせると口の中がさっぱりするとされています。また、塩味の強い料理には酸味のあるワインが、辛味の強い料理にはやや甘みのあるワインが合わせやすいという考え方も一般的に紹介されています。

料理カテゴリ別 合わせ方の目安

料理の皿とワイングラス

料理とワインを同時に手元に置ける状態にすると、ひと口ごとの相性を試しやすい。 写真: “Wine Plates” by Tracy Hunter / BY 2.0

上記の原則を踏まえて、代表的な料理カテゴリごとに、一般的に紹介されている合わせ方の傾向を表にまとめました。

料理カテゴリ 合わせやすいとされるワインのタイプ 考え方
赤身肉・煮込み料理 フルボディの赤ワイン(タンニンがしっかりしたタイプ) 肉の脂やうま味の強さに、ワインの骨格を合わせる「重さを合わせる」原則
鶏肉・豚肉などの淡白な肉 ミディアムボディの赤ワイン、または骨格のある白ワイン 肉質が軽めなため、赤でも比較的軽やかなタイプが合わせやすいとされる
白身魚・魚介類 辛口の白ワイン(酸味のあるタイプ) 魚介の繊細な風味を邪魔しない、酸味主体の軽やかな味わいが好まれやすい
青魚・脂ののった魚 酸味のしっかりした白ワイン、または軽めのロゼ 脂の多さに酸味を合わせて、後味をさっぱりさせる考え方
チーズ チーズの種類に応じた赤・白・スパークリング フレッシュ系チーズには白やスパークリング、熟成タイプには赤が合わせやすいとされる
和食(醤油・出汁ベース) 軽やかな赤ワインや、酸味のきいた白ワイン 醤油・出汁のうま味と、繊細な酸味・タンニンのバランスを取る考え方

チーズは種類によって合わせ方が変わるとされる

チーズは一括りにできないほど種類が幅広く、一般的には次のように合わせやすいタイプが異なると説明されています。

チーズの種類 合わせやすいとされるワイン
フレッシュチーズ(モッツァレラ等) 爽やかな白ワインやスパークリング
白カビタイプ(カマンベール等) 軽めの赤や白
青カビタイプ(ブルーチーズ等) 甘口のワイン
ハードタイプ(パルミジャーノ等) 骨格のある赤ワイン

迷った場合は、チーズの塩味や香りの強さに応じてワインの個性の強さを合わせるという「重さを合わせる」原則に立ち返ると考えやすいとされています。

和食とワインを合わせる際の注意点

和食は醤油・味噌・出汁など、うま味と塩味を基調とした調味料が中心のため、渋み(タンニン)の強い赤ワインとは相性が難しくなることがあるとされています。タンニンが穏やかな品種や、酸味のきいた白ワインを選ぶと、和食の繊細な風味とバランスが取りやすいという考え方が一般的です。もちろん、和食にはワインではなく温度帯の異なる日本酒を合わせるという選択肢もあり、温度帯の目安は「ワインの保存温度・環境完全ガイド」でも触れています。

料理カテゴリから探すには

ここまでの原則・カテゴリ別の目安を踏まえて、実際に商品を探す際は「料理カテゴリに合わせやすいとされるタイプ」を検索条件にするのが手早い方法です。下記のリンクから、カテゴリ別に楽天市場・Amazonでの検索結果を確認できます。ワイン用語の基礎(ボディ・タンニン・辛口甘口)から確認したい場合は「初心者向けワインの選び方」、予算から探したい場合は「予算別ワインの選び方」、生ハム・サラミとの合わせ方は「生ハム・サラミに合うワイン」もあわせてご覧ください。

料理カテゴリ×ワインタイプ 早見マトリクス

ロゼスパークリング赤身肉・煮込み鶏肉・豚肉白身魚・魚介青魚・脂魚チーズ和食

赤身肉には赤ワイン、白身魚・魚介には辛口の白ワインが合わせやすいとされる一方、鶏肉・豚肉や和食は赤・白どちらでも合わせ方の幅がある。チーズは種類に応じて赤・白・スパークリングいずれも候補になるとされる。

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