甲州とは|ブドウ品種の特徴と味わいの傾向

白ワインのラベルで見かける「甲州」という品種名。日本のブドウ品種として名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、キリン(メルシャン)公式のワインアカデミーが解説している内容をもとに、甲州という品種の特徴を事実ベースで整理します。白ワイン用ブドウ品種全体の中での位置づけは「白ワイン用ブドウ品種の基礎」もあわせてご覧ください。
甲州の原産地
キリン公式の解説によると、甲州は日本で1300年もの歴史をもつ伝統ブドウで、山梨県を中心に栽培される日本固有の欧州系品種です。果皮は淡い赤紫色の美しいブドウとされています。果皮が赤紫色でありながら白ワインに使われる点は、白ワインの分類が果皮の色そのものではなく製法によることを示す一例といえます。
味わいと香りの特徴
同サイトでは、甲州の味わいはフレッシュで上品な酸味を持つ、繊細な味わいと説明されています。味わいイメージチャートでは、酸味は「繊細」、コクは「ごくさっぱり」という言葉で位置づけられています。香りについては、和柑橘や梨、みりんなど和を感じさせるアロマが特徴とされ、「こころ穏やかに落ち着きたい」ときにぴったりの、繊細なワインとの対話を楽しめる品種と紹介されています。
白ワイン品種全体の中でどのような位置づけになるかは、「白ワイン用ブドウ品種の基礎」のシャルドネとの比較もあわせてご覧ください。
合わせやすいとされる料理
キリン公式サイトでは、繊細な味わいの甲州には和食や和食テイストの料理が好相性とされ、お出汁や和柑橘のニュアンスを料理のアレンジに使うのもよいと紹介されています。具体的には次の2品が例として挙げられています。
- 焼き秋刀魚寿司: 秋刀魚の切り身を2cm幅に切り、舞茸と一緒にグリルで焼く。酢飯に紅ショウガと白ごまを混ぜ、秋刀魚と舞茸をのせ、スダチ・菊花・たくあん・スプラウトを彩りよく散らして仕上げる料理
- カニあんかけ茶碗蒸し: 鯛の切り身・えび・しめじ・かまぼこ・ミニトマト・小松菜を入れて茶碗蒸しをつくり、カニ・白ワイン・鶏がらスープ・醤油・みりんでつくったあんをかける料理。冷やしてもおいしいとされている
いずれもキリン公式サイトが紹介している料理例であり、当サイトが実際に調理・試食して評価したものではありません。
よくある質問
Q. 甲州はどこが原産の品種ですか? A. キリン(メルシャン)公式ワインアカデミーの解説によると、日本で1300年もの歴史をもつ伝統ブドウで、山梨県を中心に栽培される日本固有の欧州系品種です。
Q. 甲州はどんな味わいですか? A. 同サイトでは「フレッシュで上品な酸味、繊細な味わい」とされ、香りは和柑橘や梨、みりんなど和を感じさせるアロマと紹介されています。味わいイメージチャートでは酸味は「繊細」、コクは「ごくさっぱり」と位置づけられています。
Q. どんな料理に合わせやすいとされていますか? A. 繊細な味わいの特徴から、和食や和食テイストの料理と合わせるとよいとキリン公式サイトで紹介されています。例として焼き秋刀魚寿司や、カニあんかけ茶碗蒸しが挙げられています。
なお、ここに挙げた味わい・香りの記述はいずれも出典元の解説によるものであり、当サイトが試飲して評価したものではありません。特定銘柄の推奨・順位付けも行っていません。また、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
具体的なワインを探すには
品種の特徴を踏まえたうえで実際に商品を探す場合は、記事で紹介する商品のリンクから、現在の販売条件を確認できます。白ワイン品種全体の位置づけは「白ワイン用ブドウ品種の基礎」もあわせてご覧ください。